お話(はなし)の場所(ばしょ)　・・・　 下田市街(しもだしがい) １０． 下田(しもだ)　富士(ふじ) 　全国(ぜんこく)に 富士(ふじ)と　名(な)の付(つ)く山(やま)は　たくさんありますが、 下田富士(しもだふじ) 、駿河富士(するがふじ) 、八丈富士(はちじょうふじ)が　三姉妹(さんしまい) の山(やま)だったと 伊豆(いず)では 伝(つたえ)えられて います。 三姉妹(さんしまい)のうち、駿河(するが)の 富士(ふじ)は 誰(だれ) からもその美(うつく) しさを讃(たた) えられていました。 一方(いっぽう) 、姉(あね)の 下田富士(しもだふじ)は 背(せ)も 低(ひく)い ごつごつした岩山(いわやま)だったので、 己(おのれ)の 姿(すがた)を 恥(は)ずかしがり、駿河(するが)の 富士(ふじ)との間(あいだ)に 天城(あまぎ) の山(やま)を 屏風(びょうぶ)のように たて、 陰(かげ)に 隠(かく)れて しまったのだ そうです。 一方 (iいっぽう), 駿河(するが)の 富士(ふじ)は 姉(あね)の 姿(すがた)を 見(み)たいと背伸(せの) びを 繰(く)り返(かえ)し、 ついに, 日本一(にほんいち)の 山(やま)になったのだと 言(い) うのです。 　　心優(こころやさ)しい末(すえ)の 八丈富士(はちじょうふじ)は二人(ふたり)の 姉(あね)の 様子(ようす)を 　遠(とお)い海上(かいじょう)から 涙(なみだ)を 流(なが)し 心配(しんぱい)しながら 　見(み) ているのだ そうです。 下田富士(しもだふじ) 下田(しもだ)　富士(ふじ) 寝姿山(ねすがたやま) 下田(しもだ)　富士(ふじ)

　
絵(え) と 文(ぶん)　浜崎(はまざき) 小(しょう) ６年(ねん)　細田学級(ほそだがっきゅう)　　高橋(たかはし) 　久華(ひさか) 　　土屋(つちや) 　玲奈(れいな)

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